
最近、DX(デジタル・トランスフォーメーション)というキーワードを聞くことが多くなっています。
しかし、このDXって?自社に関係があるのか?どうしたら良いのか?誰に頼めば?など、「わからないことだらけ」というのが正直なようです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
「DX」、思い浮かべるのは、どんなこと?
・投資費用が大きい?
・取り組むと、何が良いのか?
・何から始めればいいの?
・そもそもDXとは?
この「DX」というキーワード、とても曖昧になっているようです。しかも、キーワードだけが独り歩きしている感じです。そのため、経済産業省が紹介しているDXの定義をご紹介します。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
上記内容は、恐らく「DX」のポイントとしては、下記の内容になると思います。
①「データ」と「デジタル技術」を活用する
②製品、サービス、ビジネスモデルを「変革」する
③さらには組織や組織文化も「変革」する
「データとデジタル技術を用いて、多種多様に変革しましょう」
という内容だと思います。
小規模事業者にとってDXとは!
小規模事業者にとっては、「DX」導入の結果、業績アップに繋がるかが、とても重要だと思います。
2つに分けてDXを考える
①生産性向上によるコスト削減
業務をアナログからデジタルに置き換え、生産性を向上させるというものになります。社内業務、社内組織体制の観点から取り組みます。
②販売機会の拡大による売上向上
お客様の活動がデジタル領域に及んでいるので、お客様に合わせて、企業もデジタル領域の対応をするというものです。マーケティングや営業の観点から取り組みます。
上何の課題を解決したいのか「目的」を明確にすることが重要となります。そして、DXを「手段」として捉え、進めていくことがとてもDX導入の成功の鍵となります。
DXの取り組み方

①目指したいイメージ、解決したい課題の特定(ゴール設定)
②現状の問題点を洗い出す
③ゴールまでの道筋の設定(ロードマップ)
④最初の一歩となる実践項目の決定(ファーストステージ)
DXに取り組む場合、まずは、「ゴール」から考えるようにします。
また、DXについての基本的な考え方を忘れないようにしましょう。
【Checkポイント】
DXは「手段」でしかない
NG:DXを進めるために何をやろうか、やるべきか?
OK:何のためにDXをやるのか、どんな課題解決を目指すのか?
業務効率化、生産性向上のためのDX
「守備のDX」を推進するために、これまでの業務をアナログからデジタルに置き換え、生産性を向上させることが大切になります。
アナログ⇨デジタル
低効率⇨高効率
低生産性⇨高生産性

つまり、これまでの業務を、少しでも人・時間・コストを削減して行うことにより、生産性を向上させるということになります。生産性向上を目指すために、デジタル技術や、データ活用を進めます。
デジタルツール例

①社内コミュニケーションツール
メールよりも手軽に使えるビジネスチャットや、社内掲示板を使うことにより、コミュニケーション活性化を目指します。


②クラウド上でのデータ共有(グループウェア)
クラウド上でデータ共有ができるととても便利です。
・いつでも、どこからでも、データにアクセスできる!
・社内データに、いつでも、どこからでもアクセス可能となります。

④契約の電子化
電子契約の利用で効率化を図ります。社内の押印業務、お客様の押印・返送を省くことが可能になります。

「DX」導入に関する課題を洗い出し、現況に適応した「DX」導入を支援サポートさせて頂きます。
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