職場でのウェルビーイングを向上することは、さまざまなメリットがあります。職場の従業員の健康が心身ともに良好であれば、医療費などの総費用の削減に繋がります。また、体調不良などによる欠勤も少なくなるでしょう。また、健康管理面意外については、下記のようなメリットもあると考えられます。
1.燃え尽き症候群の回避
Well-being(ウェルビーイング)によって、社会的健康に気を配ることで、従業員の燃え尽き症候群 (バーンアウト) を避けることが可能となります。民間調査機関によると企業に属する約45% の従業員が燃え尽き症候群とインポスター症候群の両方に同時に悩まされていることが判明しています。さらに、4 人に 1 人が 1 年に 4 回以上燃え尽き症候群を経験し、40% が燃え尽き症候群は成功するために避けられないものだと考えているとの事です。
燃え尽き症候群を軽減し、業務に対するプレッシャーを減らすためには、職場でどのように働き、どのように感じるかについて、優先順位を見直す必要があります。従業員のウェルビーイングを優先することで、組織文化が変わり、業務が円滑に進むと考えます。
2.従業員エンゲージメントの向上
Well-being(ウェルビーイング)は、従業員の全体的な健康状態を示しており、従業員のエンゲージメントにも影響を与えます。よって、従業員のWell-being(ウェルビーイング)がきちんとケアされることにより、自分の仕事に意欲的に取り組み、仕事に対しする前向きな姿勢を維持することが可能となります。
ただ、【仕事熱心な従業員 ＝ 幸せな健康である従業員】 という構図が成立する訳ではありません。業務スケジュールが過密であったり、プレッシャーや仕事量がオーバーフローしていたり、給与に対する満足度が無かったりしても、仕事を行う事が出来ますが、従業員が職場で自身の幸福度を前向きに感じていれば、エンゲージメントは向上するとお思います。このことから、職場における従業員のWell-being(ウェルビーイング)は重要になります。
